2019年3月29日金曜日

♪第517回:A Way a Lone (1981)

♪第517回:A Way a Lone (1981)
https://www.youtube.com/watch?v=jTbnk4GdxFI
(2019年第56回)

元号の発表まであと少し…
そんな状況下、皆様いかがお過ごしでしょうか?

本日も忙しさで何かを忘れていて…
帰宅間近に思い出しての投下となりましたorz
まじで時間がないので…
この時期によく聴く曲を貼り付けて終わりますorz

もう随分と昔のことになりますが、
20歳になった頃でしょうか?
若いころというものはお金もないので(今もだがw)、
CDは買うことがホボ出来ずで…
レンタル(図書館含む)で済ますことが多かった…

とはいえ、
レンタルでもクラシックの現代音楽ものというのは、
どこでもそれ程充実したものがなかったので…
現代音楽好きな友人というのがいるというのが、
色々な面で本当に助かったものがありました。

音源が聴けるのは確かに助かりましたが、
何よりも音楽の話を出来る友人がいる…
これが物凄く重要だったと思います。

若いころに多様な物に触れる事…
価値観の違い・文化的な交流…
あの時期に様々な人に出会えたことに感謝感謝m(_ _)m

話は脱線気味ですが…
そんな昔に出会ったのが本日紹介の…
武満徹さん作曲の「A Way a Lone」。

「たぶん、武満のこういうの好きなんじゃない?」
と友人が貸してくれたのでした。

確かに、1960~1970年代頃のような鋭さはなく…
といって1990年以降くらいからの甘すぎるサウンドもない…
「程よく鋭く・程よく甘い…」
と僕は感じたこのサウンドは、
自分にとって結構ド・ストライクでした^^

この曲の特に終わり際が秀逸だと思っていて…
当時はこの終わりの部分だけをリピートしまくっていました。
あれだけうねるように紆余曲折を経た曲の展開のあとで、
物凄く静かで雄大な終わり方をすることに、
若い時分は大変な衝撃を受けたのでした。
(個人的主観100%の感想ですが)

で、いまこの曲を聴きつつこの投稿を殴り書きしていて…
若かったあの頃を思い出しているのでございました。
すっかりじじいモード発動して終わる月末でございます(・_・;