2022年11月28日月曜日

♪第1139回:Toshi Ichiyanagi: Life Music (1966)

https://www.youtube.com/watch?v=InPhsbNZdQc

(2022年83回)


週明けの月曜から聴く感じの曲ではないかも?^^;


NHK-FMで日曜日の朝に放送されている「現代の音楽」で、

一柳慧さんを偲ぶプログラムが放送されていたことに、

今更ながらに気づき(汗


一柳さんの曲…

実はあまり聴いたことがなく^^;;;


1980年代の尾高賞に輝いた一連のオケ作品含むオケ作品…

テープ音楽の一部作品…

あと数曲のピアノ曲…

とんでもなく偏っていますが(・_・;


「何か他にないかな?」と探してみたのが本日紹介の曲。

概要欄に以下の記載があります。

「Life Music, for various modulators, 

tape and symphony orchestra (1966).」


聴いた印象・・・

普通のオケだけでは出せない音響になっているのがわかりますが、

これは評価が難しいといいますか(汗


ホールでの演奏を実際に聴いていたら、

また印象は違ってくると思うのですが、

全体的な印象として音響が時間経過の中に点在していることで、

点描的なものになっている感は否めず(・_・;


点在している音響の面白さも、

音楽的に1つの方向に修練をしていくようでもなく…

それゆえに点在する音響の質にもバラつきを感じ(・_・;;

(終わり方も「えっ…終わり?」の感あり)


とはいえ…


オケの編成にモジュレータとテープを持ち込むという、

その制作に対する姿勢と特に「音にしている」という点で、

こういう作品を良くぞ残してくれたという思いがジワジワ…


んではでは!