2024年10月24日木曜日

♪第1456回:Olivier Messiaen: Abîme des oiseaux (Abyss of the Birds) from Quartet for the End of Time + score

https://www.youtube.com/watch?v=V1UNpIXac8U

(2024年146回)


仕事中、虚無に襲われると…

管楽器系のソロ曲が脳内再生されてくることないでしょうか?

そんな個人的な事情はさておき^^;


本日紹介の曲。

一般的には「現代曲」にカテゴライズされる曲だと思うのですが、

個人的には「古典」になっているような気もしまして…

演奏家の中ではどういうカテゴリー分けなのか気になりますね(・_・


自分がこの曲を初めて聴いた30年ほど前、

むっちゃ現代曲に聴こえたのですが、

今…あらためてじーっと耳を傾けると…


昔感じていた無機質な感じの印象は相当に薄れ…

大変に情緒に溢れていて目からウロコ(いや、耳から…)


自分の音楽的な耳の成長と感性の変化...

それと時代を経てメシアンの語法に耐性のようなものが出来た(?)ことや、

現代曲を時系列で並べて聴いた際に感じるこの曲の「過去感」

うまく言語化出来ませんが、

それらが合わさって自分は「古典」味を感じたようにも思いました。


まぁ、難しく考えるよりも...

まずは聴くことに徹してプロレスの如く

相手のワザを受け止めたほうが良いかなとも^^;


んではでは!