♪第32回:Ricercare Bach (Orquestación de Webern)
https://www.youtube.com/watch?v=DIHDY0WEktw
先週末の土曜日の朝。
NHK-FMで「世界の快適音楽セレクション」を聴いていたら、
この曲「Ricercare(原曲:バッハ、編曲:ウェーベルン)」が流れてきました^^
随分と久しぶりに聴いたのですが(10年ぶり程度)、
なかなか新鮮に聴こえてきたので、これを紹介いたします^^
で、バッハとウェーベルンの間には生きた時代に200年程度の差があるので、
ウェーベルンが手がけた編曲は、かな~りモダンなことをやっています。
‥が、原曲の音符自体は1音もいじらないで…
その旋律の音型を分解し、それに対して音色をあてていくという…
バッハの時代ではやらなかったような、かな~りオモシロイことをやっています^^
その旋律と音色の割り当てについて、
綿密且つシステマチックな設計をウェーベルンはやっていて、
ここで記載出来ないくらい大変なので^^;
(昼飯時間じゃ無理や~)
webで各自自習か…
日本楽譜出版社から出ている譜面(税込み756円!)を購入し…
これまた各自自習でよろしくお願い致しますm(_ _)m
譜面は丁寧な曲の解説付きなのと…
オケ譜面の下に原曲の譜面が載っているのでオススメです^^
んで…
一般的に編曲の手腕は、
作曲に比べるとやや低く見られがちな面がある気もしているのですが…
編曲においても創造性を働かせる余地が相当あるヨ!
ということを、あらためて思い知らされる…
そんな1曲なのでございます。
チェンバロによる演奏はこちら^^
https://www.youtube.com/watch?v=ViCLYbtJ1bQ
ちなみに、最初に紹介したオケ演奏の録音よりも、
演奏の良いものがyoutubeには上がっているので(汗
それらを聴いて比較してみるのも面白いかと~^^
演奏者ごとの違いを楽しむのもクラシックの醍醐味やで~~~と